発起人よりひと言

 年前に、偶然手にした中村文昭さんの本を読んで、どうしても直接話を聞いてみたくなり、講演会に出かけました。講演会では、時間が進むにつれて私の心にスイッチが入り、何かをやらなければと胸が熱くなったことを思い出します。そんな中村文昭さんには年前勤務校に来ていただき、子供たちや保護者に生きていく上で大切なことを語っていただき、大好評でした。
 私は、三重県で行われた「あこがれ先生プロジェクト」に回目から参加しています。熱く語られる先生方から大きなエネルギーをいただき、感動で体が震えるような経験をしました。そして、教職に就いていることを改めて誇りに思いました。講師の先生方が語られる話は、子育てをされている保護者の方にとっても非常に有意義な内容であると信じています。

 今回お迎えすることができた講師の先生方は、「深い愛情を持って子供たちと接し、その取り組みや語り口が感動を呼ぶ」とマスコミにもたびたび取り上げられているみなさんです。「そんなすばらしい講師の先生方の思いをもっと広めたい。そして、この瀬戸市で開催することにより、多くの方に参加していただき、先生も保護者も地域も元気になって、未来を作る子供たちに夢や希望を与えてあげたい。」そんな思いから実行委員会を立ち上げました。

 2008年から三重県で始まった「あこがれ先生プロジェクト」は現在、静岡、九州、群馬、沖縄と全国に飛び火しています。そんな中で今回は瀬戸市という小さな地域の教員が中心となって企画、運営を担当しています。子供たちが成長するためには、先生はもちろんですが、保護者の方たちにも子供の接し方などを振り返る機会を作りたいと考え、喜多川泰先生にも講演会をお願いしました。

 「あこがれ先生プロジェクト」のキーワードに、次のようなものがあります。

  大人が変われば、子どもが変わる。
  子どもが変われば、未来が変わる

 今回はじっくりとお話を聞いていただきたいという思いもあり、初めての試みですが、一日日程で開催することにしました。瀬戸市という小さな地区の教員が中心となって作り上げていく会ですが、手作り感を忘れないようにして、教育や子育てについて考える一日にしていただければと思っております。

 今回のイベントで、先生はもちろんですが、保護者の方、地域の方、そして日本が元気になってもらえれば幸いです。
 皆様にとって、素敵な一日となることを祈っております。

        あこがれ先生プロジェクト
in 瀬戸
               実行委員長 渡辺康雄



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